群馬県桐生市の税理士 内田です。

マネーフォワードが群馬銀行と提携して『マネーフォワード for 群馬銀行』
というサービスを開始しました。

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『AnserParaSOL®』を国内で導入した第2例目のPFM (Personal Financial Management) サービスとなります。

とのことですが、群馬銀行が静岡銀行に続いて2例目!?
と群馬の地においてこのニュースを喜んだ人はまだあまり多くないと思います。

 

『マネーフォワード for 群馬銀行』は通常のマネーフォワードと何が違うのか?

まず、既存のマネーフォワードユーザーは、
既存のID・パスワードでは『マネーフォワード for 群馬銀行』にはログインできません。
これは最初に自分で試してみて、ログインできず、
サポセンに問い合わせたところ、
「新規登録しないとログインできません」とのことでした。

『マネーフォワード for 群馬銀行』なるものが
どんなものか見てみたくて、
新規にユーザー登録をしてログインしてみました。

結果・・・既存のマネーフォワードと変わりません・・・
多分。

ログイン後のトップページも既存のマネーフォワードとほとんど同じです。
恐らくAPI連携した記念に群馬銀行の名前を冠したサービスを提供したものと思われます。

(ログイン後のトップページ↓)
mfgb

 

 

これからの可能性を秘めている

今後はFintech領域におけるサービス開発を共同で促進するとのことです。

(マネーフォワード、群馬銀行および滋賀銀行との業務提携を開始~個人・法人のお客様に向けて、新たなFintechサービスの展開を予定~)

この中に「会計データを活用した融資スキーム開発の共同検討
というものがあります。
現時点ではまだ飛躍しすぎかもしれませんが、
クラウドの会計データと金融機関がつながることにより、
アメリカのKabbageというFintechベンチャーのように
最短6分で融資審査が行えるというようなことも可能になってくるかもしれません。

(担保の有無でなくSNS情報を元に審査し融資 日経ビジネスオンライン)

また、税理士事務所として期待するのは
金融機関から自動でデータを取ってきて(半自動で)仕訳に変換する、
というクラウド会計ソフトの大きな利点が、さらに発展することです。

例えば設定によって、ログインするだけでもワンタイムパスワードが求められる
楽天銀行などは、頻繁に以下のようなメッセージが出てきます。

onetimepas

去年の10月にマネーフォワード本社へお邪魔する機会があり、
ワンタイムパスワードを入れなくてもデータを取得できないか、
とぶつけてみました。
幸いにも辻社長よりコメントを頂くことができ、
「今とは違う、ネットバンクのデータへ直接アクセスしてデータを取る方法を具体的に検討している」
というようなことをおっしゃられていました。
今にして思えば、このコメントが昨今のAPI連携のことだったのだなあと思います。

API連携が進めば、
ワンタイムパスワード、電子証明書方式による金融機関も
すべからく手間なくデータを取り込むことが可能となります。

「すいません、ワンタイムパスワード入れてください」
とお客様に都度連絡しなくてもいいような日も遠くはありません。

(「すいません、通帳のコピーください」と言わなくて済むようになった時点で非常に大きな進歩ですけどね。)